オーガニック業界「2020年」を予想!オーガニックフードこれが来る6大部門

オーガニック食品業界は世界の食べ物に対する安全と健康意識から、日本でも年々注目と実際に取り入れる人たちも増えています。今回はまだまだ眠っている、または最新で大注目のオーガニック食材を紹介します。

年々注目と期待が増すオーガニック業界ですが、2018年も盛り上がること間違いなしです!ぜひ注目のオーガニックフードをチェックしましょう。

いつもの食卓に使えるオーガニック食材

 私たち日本人に欠かせない食材から、いままで巡り合えなかった新しい定番になるオーガニックフードを紹介します。

・オーガニック古代穀物

 黒米や赤米、緑米など「古代米」と呼ばれる古来品種のお米が話題になっています。いつものお米に雑穀のようにブランドして使えます。2018年からは「種子法廃止」もあり、より原種の米が手に入りにくくなるともいわれているので、ぜひ後世に残すという応援する意味でも手に入れたいですね。今ではamazonや楽天はじめ、オーガニック系スーパーでもよく見かけて手軽に買うことができますよ。

 精製された白砂糖が体のミネラルを奪ったり、依存性があるとして肥満対策としてもイギリスが2018年より「砂糖税」をかしたりと世界中で動きがある中で、甘みの代替になる食材は注目の的です。オーガニックのココナッツシュガーやアガベシロップ、メープルシロップなどもありますが、古代米から作られる「糖蜜」はおススメですよ!

米だけなく、日本人もよく使う穀物の一つ小麦も オーガニックの「古代小麦」を選択することで、「グルテン」過敏症やアレルギーだと思っていた方が、実は農薬や品種改良による反応だったと分かることもあるといいます。カムット小麦やサラゴッラ小麦、ファッロ小麦などさまざまな品種があるので用途に合わせて選んでみてください。

・オーガニック海藻

 2017年はフコイダンという成分のダイエット効果などから「アカモク」はじめ海藻の健康効果がまた一段と騒がれた年になりましたね。しかし、海藻のとれる海の美しさや環境、加工まで目を向けている消費者はどれだけいたでしょうか。

日本の有機JAS法では海産物はまだ対象ではないですが、欧米はじめ世界では海のが汚染されていないか、海藻を取ることで環境や生態系を破壊していないかなどまで目を向けて「オーガニック認証」が付きます。日本では珍しい「ダルス」や「シースパゲッティ」、「アイリッシュモス」などのオーガニック海藻も食品だけでなくビューティー界でも注目の的です。アイルランドの美しい海でとれるアルガラン(AlgAran)社のオーガニック海藻は一押しです。

大手スーパーのイオンなども海産物の捕獲や流通まで目を向けた「MSC認証」や養殖では「ASC認証」などを目印に商品の差別化を進めています。今年のシーフードショーなどでもイギリスはじめ国を挙げて日本へ力を入れていた国もありますし、2018年は海産物のオーガニックがさらに飛躍する年になりそうです。 

ヘルシーかつ大人に楽しめる商品も注目

料理をするために使う食材だけでなく、皆が集まるパーティーやちょっとした軽食に使えるオーガニックに慣れた大人な人へおススメしたいオーガニックフードを紹介します。 

・オーガニックワイン&Bio酒

 お洒落な晩餐には欠かせないオーガニックなお酒の取り扱いが外食、そして小売店でも増えています。

 「ヴァンナチュール」と呼ばれる自然派ワインや、オーガニック認証を付けた「ビオワイン」や「オーガニックワイン」、デメター認証はじめバイオダイナミック農法を取り入れた「ビオディナミ」、減農薬農法で作られた「リュットレゾネ」など消費者がワイン生産者のブドウ栽培まで目を向けてストーリーを感じて楽しむ時代になってきています。

今年のボジョレーヌーヴォーも多くのオーガニックワインが輸入されましたが、2018年は白赤だけでなく日本でも人気が上がってきたロゼはじめワインブームはさらに加速しそうです。サッポロはじめ大手お酒メーカーのHPでも購入可能です。

今年の「オーガニックexpo」というオーガニックの大きな展示会にて注目を集めたのが「Bio SAKE」です。 2020 年に東京オリパラを見据え、日本酒にオーガニックという新たな価値を付けていこうという動きは2018年一層高まること間違いなしです。日本の伝統ある酒の良さが世界へ伝わるきっかけになってほしいです。

・オーガニックチーズ

 美味しいアルコールのお供にチーズは欠かせない食材の一つですよね。最近ではワインだけでなく、乳酸菌発酵の相性から日本酒にもマリアージュさせることが流行っています。

牛や山羊などチーズの原料のミルクを作ってくれる動物たちの食べ物が「非遺伝子組み換え」であることや、「放牧」や「グラスフェッド」だけでなく、ストレスフリーな生活をさせてあげる動物愛護の考えが盛り込まれたオーガニックの乳製品。最近ではオーガニックだけでなく、例えばイギリスゴッドミンスター(Godminster)社では、スモークチーズに使われるオークなどの木が森林伐採しないで管理された「FSC認証」を獲得したものを使っているなど、さらに地球と人間のことを考えた広い視野のある商品も登場してきています。

2017年はEUと日本「EPA大枠合意」のニュースが多く取り上げられました。2018年にすぐではなく、段階的に16年ほどでチーズも関税撤廃になるのでさらに素晴らしいオーガニックチーズが手軽に手に入る時代が近づいてきそうです。

体に嬉しいオーガニックスイーツ

罪悪感のないスイーツが食べられたら女性も男性も本望ですよね。食べて綺麗になるオーガニックスイーツを紹介します! 

・オーガニックチョコ&ローチョコ

 カカオは言わずもがな栄養あふれるスーパーフード。その素晴らしさをチョコレートでは乳化剤や砂糖など他の材料によって損なわないタイプをチョイスしてみましょう。

 「ローフード」というと年々意識する人は増えていますが、まだ認知が低いのが現状です。食材の酵素をうまく取り入れられるローフードは自分で調理するのは少し難しいですが、「ローチョコレート」などすでに安定して商品化されたものはビューティースナックとして重宝します。ぜひオーガニックでもあるものを選んでみてください。ローチョコのフレーバー展開が豊富なオームバーはネット購入でまとめ買いも可能なのでおススメです。

・オーガニックドライフルーツ

 果樹はオーガニックで作ることが大変難しいです。そのため、「オーガニックフルーツ」の加工品を見つけておくことは、そのまま果物をいただくよりも栄養価が高くなっていたり、災害時での貴重な栄養補給にもなり得ます。2017年も日本各地で異常気象などの影響があり、2018年も「保存食」の分野は一層注目されています。

 

抗ストレス効果のある「アダプトゲン」として注目されているドライフルーツ系の食材では「アムラ」や「クコの実」などは食べやすくておススメです。ドライフルーツを選ぶ際には、砂糖と油は不使用で、有機JAS認証がついたオーガニックなものを選ぶことをおすすめします!

世界のニュースや流行りに絡めて「2018年」にヒットしそうなオーガニック食材を紹介しましたが気になるものはありましたか?どれも普段の生活に簡単に取り入れられるものばかりなので、ハードルが高いと思わずぜひ試してみてください!

世界中を旅しながら、オーガニック商品を輸入をしています。
日本ではまだ珍しい、乳製品(チーズ)や海藻(シーウィード)のオーガニック認証獲得商材をお探しの方は連絡ください。
ママライターとして世界中のキッズの為になることもしていきます♡
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