★ヨットのポーズについて解説
ヨットのポーズは座位の回旋(ツイスト)ポーズです。回旋ポーズは主に消化器系にアプローチし身体の浄化を高める働きがあります。日常生活では回旋動作は殆どありません。回旋は内臓をマッサージする効果があり、マッサージする事で滞り易い消化器官の働きが整えられ、便秘解消に繋がり結果的に身体の浄化に繋がります。又ウエストにねじりが入る行為の為、無理なくウエストシェイプに繋がります。ウエストのシェイプは腹筋もポッコリお腹には即効性があります。ただ正面から見たサイドのくびれは回旋ポーズの方が有効的です。内側の奇麗と外側の奇麗を同時に行えるのがこのヨットのポーズです。又強度も差ほどでなく座位のポーズである事から、日常テレビを見ながら気軽に行い易いポーズです。
★ポーズの効果
肉体面:姿勢を整える、内臓の働きを高める、ウエストを引き締める
精神面:気持ちをすっきるさせる
★ポーズのやり方
1、マット後方で長座(脚を伸ばした姿勢)の姿勢で座ります。
この段階で背筋がまるまるようでしたらブランケット等を引き段差を出すと骨盤が立ちやすく背筋が長く伸ばす事が出来ます。
2、両手で右腿を内側に回し右手でお尻の骨(坐骨)を右手で持ち後ろへ引きます。
左側も同様に(両手で左腿を内側に回し左手で坐骨を後ろへ引きます)
以上を行う事で坐骨でしっかり床を押し背筋が伸びます。
両手で右腿を内側に回し、
お尻の骨(坐骨)を右手で持ち後ろへ引きます。
3、右膝を立て両手で左腿内側(鼠径部)にセットします。このとき右足と左腿との隙間をこぶし1個分離します。
4、左手で右膝を持ちます。息を吸って左ひじを右足外太腿に引掛け背筋伸ばします。右手前から円を描くように後ろへ回し右のお尻につけます。この時左足裏は見えない壁を押します。
5、吐きながらお腹⇒胸⇒肩の順に回旋(ツイスト)し最後に目線を後ろに向けます。
6、ポーズを解放する際は、お腹⇒胸⇒肩の順に正面に戻し脱力しましょう。
★初心者や実践のポイント
1、回旋(ツイストポーズ)をより効果的に深まる方法として、回旋する前に背筋を伸ばす事で背骨に長いスペースが生まれます。長い背骨は回旋を深めやすくしてくれます。
2、回旋をする際、身体に緊張が入る事によって身体が固くなり回旋がし難くなります。回旋をする際、息を吐き力を抜いた状態で行う事が回旋を深める事に効果的です。回旋を頑張るあまりに息を止めて行う事は避けましょう。
★禁忌・注意すべき事
禁忌:膝のトラブル・背中のけが・妊娠中・生理中
注意すべき事:回旋(ツイスト)行う際、首や腰から回旋すると首や腰を傷める原因になります。回旋を行う際は、必ずお腹→胸→肩→最後目線で行いましょう。尚、腰は動かさず固定している状態で行います。
★最後に
このヨットのポーズはご案内しましたように強度も差ほどなく、初心者でも行いやすいポーズです。座位であるため、夜入浴後テレビを見ながらでも気軽に出来ます。また、入浴後ですと内臓も温まっていますので、より効果向上に繋がります。なお、入浴後冷たい物をとる事は内臓を冷やしてしまうので、入浴後は極力暖かい飲物をとりこのヨットのポーズを行ってみて下さい。そして内側から外側の奇麗を感じてみて下さいね。