もくじ
みなさんは朝、何を食べていますか?
ごはんとみそ汁?納豆と生卵も付けますか?それから鮭?やっぱり和食はいいですよね。
トーストにバター、目玉焼きにカリカリベーコン?洋風の朝ごはんもおいしいですよね。
でも、朝、お腹空いてないなーと感じたり、体が重いと感じたり、なんかだるいなーと感じていたら。その消化力では、それらの食事は重過ぎるかもしれません。
そんな時は、朝ごはんに果物を食べてみてはいかがでしょうか?
朝食フルーツダイエットの効果・メリット
水分が多く、低カロリー
果物は甘いので「太る」と思いがちですが、水分が多く、比較的低カロリーなので、適量を食べる分には問題ありません。
糖分が多すぎるのでは?と心配になるかもしれませんが、果糖は精製された白砂糖などとは違い、ゆっくりと吸収され、インスリンを必要としないため、身体に負担をかけることがありません。
水分が多く甘い果物を食べることで、満腹感・満足感が得られ、摂取カロリーを抑えられます。正しく食べることで、ダイエット効果が期待できます。
<果物ごとのカロリー>
りんご1個 | 150kcal | 梨1個 | 140kcal | いちご10粒 | 50kcal |
バナナ1本 | 90kcal | 桃1個 | 120kcal | キウイ1個 | 50kcal |
柿1個 | 160kcal | みかん1個 | 50kcal | オレンジ1個 | 60kcal |
デトックス・整腸作用
果物にはミネラル、ビタミン、ポリフェノールなどが豊富に含まれているので、アンチエイジング、美肌効果などの美容効果があります。
そして、果物が持つ酵素は消化吸収や毒素を排泄する役割を担っており、身体の中をキレイにしてくれます。合わせて、食物繊維と抱負な水分も、便秘解消、腸内環境を改善するのに役立ってくれます。
浄化、排出を促してくれるフルーツの酵素は、ダイエットに効果的といえますね。
老廃物や毒素は、消化不良や肌荒れ、あらゆる病気の素になるので、それを取り除いてくれる果物は、まさに生命力の源です。
消化が早く未消化物を溜めない
果物は独自の酵素を持っているため、胃の中を30分くらいで通過し腸に届きます。メロンやスイカは20分。つまり、果物はとても消化にいいため、消化力の弱い朝にぴったりなのです。
消化にエネルギーを持っていかれることなく、爽やかに、エネルギッシュに一日を始められます。
消化力を大事にするアーユルヴェーダ的にも合理的です。
パンやコーヒーへの依存も解消
小麦粉やカフェインには依存症があり、朝、そんなにお腹空いてないなー、身体が重いなーと感じても、パンやコーヒーを毎日食べている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こうした食べ物に慣れると、朝だけでは足りず、夕食後もその味を思い出して、何か甘いものとコーヒーを飲みたいとか、パンを食べたいという衝動に駆られるかもしれません。
朝ごはんを果物に変えりことで、個人差はありますが、ある程度このような衝動を抑えることができます。家の中にパンやコーヒーがないということは、それまでそういった食べ物に慣れている人にとってはありえないと思うかもしれませんが、直に味を思い出しにくくなり、そんなに欲しなくなります。
パンはおいしいですが、それ自体が高カロリーですし、甘いジャムやマーガリンを塗ったり、食べ合わせに卵やウインナーを添えたりすると、さらに摂取カロリーが多くなります。
ですので、その依存症から離れることは、朝食だけでなく、間食、夜食のカロリーを抑えることに役立ち、一層ダイエット効果が期待できるかもしれませんね。
朝フルーツ置き換えダイエットの注意点
このように素晴らしい栄養をもつ果物ですが、食べ方を間違えると体に悪い影響を及ぼします。気をつけたいポイントについて、確認していきましょう。
果物はほかの食べ物と一緒に食べない
果物は食後に出されることが多いですが、果物をほかの食べ物のあとに摂るのは良くありません。本来であれば消化の早い果物が、先に食べたものに邪魔されて消化できず、長く胃にとどまります。すると、果物のアルカリ性が胃酸と中和して、消化する力を弱めてしまい、消化不良を起こすのです。そして果物だけでなく、先に胃の中に入ったほかの食べ物まで腐敗し、未消化の状態になってしまいます。
アーユルヴェーダでは未消化物のことを「アーマ」といい、病気の素とされます。消化されない食べ物が腸の中での中で腐敗すると、毒性のある物質が発生します。
ですから、果物を食べる時は、果物だけを食べるようにしましょう。
お腹が空いた状態で食べる
他の食べ物と一緒に食べないこともさることながら、お腹の中に食べ物が入っている状態で果物を取るのは良くありません。前述のように、先に食べたものが邪魔をして、果物の消化ができなくなってしまうからです。
空腹状態で食べることで、果物の持つ健康・美容効果を最大限に得ることができます。
果物は冷やしすぎない、モノによって加熱OK
冷えた果物は夏などはとっても嬉しいのですが、冷えたものは、消化力(アーユルヴェーダでいうアグニ)を弱めてしまいます。
代謝が下がり、体温も下がることはダイエットの観点からも良くありません。またお腹の弱い人は、下痢になってしまう可能性もあります。
果物は極力、常温あるいは冷やしすぎない状態で食べるようにしましょう。
イチゴやキウイ、ミカンなどは、加熱するとビタミンが破壊されやすいので、極力加熱は避けた方がいいです。バナナ、梨、りんごなどは、ビタミンの含有量がさほど多くないので、加熱しても損なわれる栄養としてはあまり多くありません。
寒い日や、身体が乾燥していると感じる時は、少しの油(ギーがおすすめ)と一緒に温めて食べてもいいでしょう。一例として、以下で紹介しているホットスチームバナナのレシピもご覧ください。
食べ合わせ
果物は基本ほかの食べ物と一緒に食べない、という注意点を先に挙げましたが、果物同士でも、一緒には食べない方がよいものがあります。
それはスイカです。スイカは、果物の中でも最も消化されるスピードが速い果物です。なので、スイカを食べるときはスイカだけにしましょう。特に朝起きて胃が重い時など、スイカだけにすると体が軽やかに感じられます。
また、飲み物に関する注意点として、牛乳とバナナは、つい一緒に食べたくなってしまいますが、実は食べ合わせが悪いので気を付けて下さい。
お茶やコーヒーはラジャス(激性)的な要素を持つので、摂りすぎは禁物です。
朝、果物と一緒に飲むものとしては、白湯がいいでしょう。白湯は、朝に関わらず、アーユルヴェーダでは推奨されている飲み物です。お湯を沸騰させて、体温くらいになるまで冷めるのを待って飲みます。お湯は、老廃物の排泄や代謝を促進してくれますし、消化力を上げてくれます。
ドーシャ別(体質)推奨フルーツ
ドーシャとは、アーユルヴェーダにおいて、すべての物質に存在すると考えられている3つの性質のことです。
風のエネルギーをもつ「ヴァータ」、火のエネルギーをもつ「ピッタ」、水のエネルギーをもつ「カパ」があります。ドーシャに関する詳しい内容は以下リンク先「アーユルヴェーダって何?ドーシャ診断とは?基礎知識編」を参照してください。
さて、ご自身のドーシャ、その時乱れているドーシャによって、食べたほうがいいフルーツ、食べない方が良いフルーツがあります。次の表でご紹介します。
ドーシャ | 推奨する果物 | 推奨しない果物 |
ヴァータ | マンゴーなど重く、水分のある果物 | ドライフルーツ 、未熟な果物 |
ピッタ | 甘味をもつ果物 | 酸味の強い柑橘系、パパイヤ |
カパ | ざくろ、りんごなど渋みをもつ果物 | バナナなど甘い果物 |
朝フルーツ置き換えは、カパ体質の人は注意が必要です。水分が多く冷たい果物はもともとカパの性質と似ているので、カパが過剰になり、呼吸器疾患など、カパ由来の症状が現れてしまうかもしれません。
体に熱がこもっている時や、乾燥している時、ピッタが上がっている時などは勧められます。
【レシピ紹介】ホットスチームドバナナ
もし、食べきれず変色してしまったバナナがあれば、以下のレシピを試してみてください。
《材料》(1人分)
- バナナ……2本
- 岩塩……ひとつまみ
- シナモンパウダー……小さじ1/2
- カルダモンパウダー……小さじ1/4
- 水……180ml
- ギー……大さじ1.5
《作り方》
バナナを皮を付けたまま5センチくらいの長さに切ります。鍋に水を入れ、ギーとスパイスを加えて煮立てます。切ったバナナを加えて、ふたをして弱火~中火で数分、色が変わるまで蒸してできあがり。
ほっとするような優しい甘さに仕上がりますよ。
フルーツはコストが心配!お財布への影響
それまでごはんとみそ汁、あるいはトーストと牛乳などという、シンプルな朝食をとっていた人が、いきなりフルーツにすることに抵抗を感じるのは、コスト面が気になるからかもしれません。
では一体、どのくらいお財布に響くのか?一か月(30日)あたりの差額の例をざっくり試算しました。※物価により異なります。
<パンと飲み物の朝ごはん>
項目 | 価格 | 購入頻度 | 合計 |
トースト6枚切り | 100円 | 5 | 500円 |
バター(マーガリン) | 300円 | 1 | 300円 |
ジャム | 150円 | 1 | 150円 |
豆乳・野菜ジュース | 各200円 | 3×2種 | 1200円 |
インスタントコーヒー | 300円 | 2 | 600円 |
月総額2,750円
<フルーツのみの朝ごはん>
項目 | 価格 | 購入頻度 | 合計 |
バナナ(1房5本) | 120 | 4回 | 480円 |
りんご | 150 | 10回 | 1,500円 |
オレンジ | 100 | 10回 | 1,000円 |
梨 | 180 | 2回 | 360円 |
パイナップル | 400 | 1回 | 400円 |
月総額2,970円
差額 \3740(フルーツ)-\2750(パン食)=差額990円/月
一か月あたり1,000円前後の差額です。この差額を支払う価値があるかどうか、ご自身の身体と相談しながら、考えてみると良いですね。
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GREEN SPOON(グリーンスプーン) パーソナルスムージー
GREEN SPOONの「パーソナルスムージー」は、オーダーメイドのスムージーです。自分の体の悩みに合わせて診断を行ってから、200種類を超える食材から厳選し、本当に自分の体に必要なものを選んで届けてくれます。栄養管理士が監修する食材をカップにギュッと詰めて届けてくれるため、そのままミキサーやハンドブレンダーでスムージーを作れるのが魅力的!
保存料や着色料、香料を使用しておらず、野菜とフルーツ本来の甘さを活かして仕上げています。カップタイプのほかに、パウチタイプもあります。
- 診断をしてから必要となる栄養素を組み合わせる
- 栄養管理士が監修する200種類を超える食材から厳選
- 保存料や着色料、香料不使用
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価格:定期便・初回特別:8食セット(1食あたり税込850円) / 12食セット(1食あたり税込745円) / 20食(1食あたり税込724円)
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価格:8,400円(税抜) → 初回・定期5,900円(税抜)
飲み方:原液を4倍~6倍に薄めて飲む
おわりに
朝ごはんにフルーツだけでは、最初は少し物足りなく感じるかもしれません。無理に毎日置き換えようとせず、身体の調子を見ながら、必要に応じて取り入れてみてください。
みなさまが一日をフレッシュに爽快な気分でスタートできますように。
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