大人より薄くてデリケートな赤ちゃんの肌を守るベビー服はできれば素材や染料にもこだわったオーガニックなものを選びたいですよね。可愛らしさやデザインも重視したオーガニックベビー服のブランドを紹介します。
素材や染料にこだわったオーガニックベビー服は自分の赤ちゃんにも、友達の出産祝いにも喜ばれますね。今回はこだわりのある人気のベビー服ブランドを紹介します。
オーガニック素材の衣類
オーガニックコットンはじめ、衣類はどこに注目して取捨選択するべきかをまずは、紹介します。ファッション界ではGOTS(Global Organic Textile Standard)はじめオーガニックコットン・テキスタイルの認証が付けられているものが増えてきています。布が使われる寝具や布オムツも、有機栽培されたオーガニックなコットンがどの程度の割合で使われているか、表示成分や販売サイトを見ることで分かります。
オーガニックコットン使用のベビー服
シンプルで優しい雰囲気のオーガニックベビー服は赤ちゃんの可愛らしさをさらにアップさせてくれます。肌着から小物まで沢山のアイテムが登場していますので、ぜひお気に入りのブランドを見つけてみてください。
・People Tree
フェアトレードカンパニーPeople Treeがオーガニックコットンベビー服を提案。
People Treeというと、フェアトレード(公平な貿易)で有名なブランドですよね。チョコレートやコーヒーはじめ開発途上国の生産者に妥当な利益を与えることにつながるので、彼らのサポートすることに繋がります。
食べ物だけななく、オーガニックコットンの生産者も大事にしたエシカルファッションのラインナップも展開し、ベビー服ではインドのオーガニックコットンを採用しています。ハリネズミの可愛いデザインが人気です。
People Tree
・ポプキンズベビー
無農薬有機栽培のコットンを使用したベビー服。
オーガニックコットンを使用したシリーズはスキップしている、うさぎ・くま・わんこのモチーフが人気があります。
また、生地の染色にもこだわっており、色のついた原綿(カラードコットン)を使ったり、環境にとってやさしく安全で、エコロジーなベンガラ染めを用いています。土から採取される成分であるベンガラ(酸化鉄)は土に帰る染料なんですよ。
・プリスティンベビー
オーガニックコットン専門のプリスティンのベビー服。
おもにアメリカ・テキサス州で収穫されたオーガニックコットンを直接輸入し、塩素系漂白剤、定着剤、蛍光増白剤、防縮剤などを使わずすべて無染色で作っています。
紡績から糸・生地・最終製品まではメイドジャパンにこだわり、例えば生地は和歌山県、縫製は新潟県、モチーフは山形県など製造場所を明確に消費者に提示していることも安心感がわきますね。
・Organically
日本オーガニックコットン流通機構(NOC)のチェックも受けた、代官山の実店舗も人気なベビー服。
オーガニックベビーバスローブがプレゼントにも大人気のOrganicallyは名入れもできるので出産祝いにもピッタリです。
機械でコットンを収穫するには葉っぱを枯らして落とすために人工的に枯れ葉剤を使用しますが、成熟して手摘みで収穫されるオーガニック農法の場合、繊維の自然な空洞によるふんわり感が味わえます。合成繊維より静電気が起きにくいなどメリットは大きいですね。
・Kusu
老舗メーカー「楠橋紋織」より生まれたオーガニックコットンブランド。
こちらは、オーガニック製品認証機関のコントロールユニオン(CUC)より、上記で説明したオーガニックコットンのGOTSマークが付いています。また、特許技術使用の 「新バイオ(酵素)精練加工」により、有害な化学薬品を 一切使わないのでケミカルフリーなベビー服になっています。
こちらのベビー服の中でタオル生地のものには 、有名な今治タオル認定マークもついているので、ベビースタイやガーゼなどの吸収力なども優れていて人気です。
・ORGANIC GARDEN
女性のオーガニック布ナプキンも人気のブランド。
コットンフラワーのマークでORGANIC GARDENだと気づく方もいるのではないでしょうか。オーガニックコットンやナチュラル素材を使った人気ブランドです。
・GAP
baby GAPからオーガニックコットンラインが登場。
赤ちゃんから少し大きくなった子供までオーガニックコットンを使った衣類シリーズを続けて使えることはメリットがありますよね。
GAPという大きいブランドだからこそ、ディズニーなど人気キャラクターとのコラボレーション商品も扱っていますよ。
・cofucu
山梨で作られるオーガニックベビー服。
GOTS認証のオーガニック糸を原料とするだけではなく、京都の染色工場が自然な洛陽染め(草木染め)を再び始める取り組みに賛同して、ナチュラル素材で染められた生地を山梨にてベビー服に生まれ変えています。
染料にはザクロやラックダイ、丁子など食べ物にも使われるものなので安心ですね。
肌に直接触れる肌着から、スタイや帽子などのアイテムまで豊富なオーガニックベビー服が登場しています。ぜひオーガニックなトータルコーディネートはいかがでしょうか。